去勢済みとそうでない犬、与えるドッグフードの違いはある？

ワンちゃんを飼っている方は多いですが、それが雄だった場合去勢することもあるでしょう。
望まない妊娠を防ぐ為には、必要な事と考えている飼い主さんは少なくありません。
しかし、去勢手術を受けたワンちゃんは、それまで食べていたドッグフードの量を減らす必要があります。

なぜなら、去勢するとホルモンの関係で太りやすくなるからです。
その為、今までと同じ量のドッグフードを食べ続けていると肥満の恐れが出て来てしまいます。
ご存知のように太り過ぎは、体にとっても悪影響ですし心臓にも負担がかかってしまいます。

ですから、少し可哀そうに思うかもしれませんが、ここは改めて去勢したワンちゃんに合う量を与える気持ちが必要です。
また、手術を受けた後は、食欲が落ちてしまうこともあります。
その場合は様子を見ながら与えてみて下さい。

去勢して落ち着いたら、ドッグフードの量を減らすと言う選択肢もありますが、
去勢したワンちゃん用のドッグフードもありますので、そういったタイプを与えてみるのも良いかもしれません。
去勢したワンちゃん用のドッグフードであれば、ドッグフードのボリュームはそれほど落とすことなく、カロリーだけを減らすことも可能です。
食べ盛りのワンちゃんにとっても嬉しい存在いではないでしょうか。

去勢用のドッグフードもたくさん出ていますので、比較しながら選んでみると良いでしょう。
ワンちゃんに必要なカロリーを見ると、ライフステージによって違いがあります。
やはりこれも私たち人間と同じです。

子犬と成犬期、そして高齢になった時では必要カロリーは違いますし、それぞれに合っているドッグフードも販売されています。
上手に取り入れて、是非ワンちゃんの健康管理に努めて頂きたいと思います。
可愛いとついたくさん食べさせてあげたくなるのですが、それがワンちゃんにとっては悪影響であることもありますから、よく考えて判断するべきです。
肥満が怖いのは、人間もワンちゃんも同じです。